インディバって？

エステサロンに通ったことのある方なら、「インディバ」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。最近、「インディバ」の有効性に注目が集まり、多くのエステサロンで実施されています。もっとも、日常生活で耳にすることの多い言葉とまではまだいえません。このため、「インディバ」について初めて聞いた、あるいは、インディバの意味を詳しく知らないという方がいるかもしれません。

「インディバ」とは、スペインで開発された、ジュール熱と呼ばれる電磁波エネルギーを発生させる高周波温熱機器です。「容量性電移法・抵抗性電移法」という機能を有しているため、世界の美容・医療分野で広く認知されており、高い信頼性のもと、エステやスポーツなどの広い分野で応用・活用されています。

―――何言ってんの？　よくわかんないんだけど？

ごもっとも。エステサロンでよく見かける説明文ですが、専門用語がズラッと並んでいて、何のことだかさっぱりですね。インディバについて何の知識もない方に「わかった！」と言っていただくことが目標ですので、簡単にご説明します。

サウナや温泉に行くと、体がポカポカして、汗が流れてきますよね。そして、体内の老廃物が押し出され、血液も綺麗になり、内臓の働きも良くなります。これは体の外にある熱源に触れ、体温が上昇することで起きる現象です。インディバを受けたとき、体内で起こる現象もこれによく似ています。ただ、異なるのは、熱が体の中で発生すること、また、その熱が持続することです。

インディバを利用し、高周波エネルギーを全身に浸透させることで、１つ１つの細胞の動きが活発になり、摩擦熱（ジュール熱）が起こります。エネルギー（元気の素）を届けられた細胞が喜んで、はしゃいでいるような感じです。そして、これにより、体温を３℃～５℃上昇させることができます。部位によっては７℃上がることもあります。もちろん安全性については確認されていますし、痛みを感じることもありません。まるで温かい手でマッサージをされているようで、とても気持ちいいですよ。

ちなみに、「容量性電移法・抵抗性電移法」は、特に優れた技術として特許も取得しているもので、高周波エネルギーを体内に分散させる方法をいいます。

以上をまとめると、「インディバ」とは、体の芯から温めてくれる高性能機器です。